こんばんは。

個別指導Palette http://palette-juku.com/

塾長の佐藤真由美です。



猛暑、湿気、大雨・・・

不快指数が高い日が続きますね


九州から東海地方まで梅雨明けが発表されました。

関東地方の梅雨明けも近いのでしょうか。



さて、パレットでは、先日JKのNさんが事実上の卒業をしました。

JKとは、女子高生のことです。

Joshi Koukouseiの頭文字をとってJK。

10代、20代では今や当たり前に使う言葉です。

私も、生徒と話すときは使います。無理して


NさんをJC(女子中学生です)の頃から見てきたので、

塾を卒業なんて、感慨深いです


Nさんとは進路についてたくさん話をし、

四年制の大学進学も考えたのですが、

資格をとって専門職に就きたいということで

専門学校への進学に向けてAO入試を受けることになりました。


AO入試とは、簡単に言えば自己推薦入試です。

自分で自分を推薦する、

学校の成績や偏差値で判断するのではなく

学校側が本人との面談などによって直接対話をして人間性を見る、

という入試です。


Nさんが志望する専門学校は

AO入試に向けて特別な対策が必要というところではなかったので、

塾としてはNさんに対する役割を終えたという状況です。



Nさんは中学生の頃はバレーボール部で活躍しました。

中学1、2年生の頃はバレーボール漬けの、

中学3年生の頃は勉強漬けの夏休みを過ごしました。

高校受験に向けて、塾で何時間も勉強しましたね。



高校入試を無事に突破し、華の女子高生になったことを

昨日のことのように思い出します。


高校生になってからは野球部のマネージャーとして

精魂込めて部員をサポートしました。


明けても暮れても野球、野球、野球。

そんな高校生活でしたね。


部活、友達、恋愛など、

たくさん話もしてくれました。


今どきの女子高生が身近にいることで、

こんな考え方もあるんだなぁと

私自身も勉強になることがたくさんありました。



今から2週間ほど前、

Nさんが、野球部の最後の大会に向けて

マネージャーが作る「お守り」が作り終わらないと、

半泣きで塾に来ました。(ちょっとおおげさな表現です・・・)



期末テストの直前だったので、

私はNさんには勉強してもらいたいからと

お守りの作製の手伝いを申し出ました。



厚手の生地で文字を切り抜く作業、

しかもかなり小さい文字を大量に切り抜きます。


私もどちらかというと手先は器用な方ですが、

それでも骨の折れる作業でした。

しかし、私がNさんにしてあげられることは、

おそらくこれが最後かなと思い、

Nさんのように精魂込めて作業をしました。


最後の大会、絶対見に来てねと言ってくれて、

私もぜひと思っていました。

しかし初戦は都合が悪く行けませんでした。


初戦での敗退はないだろうと高を括っていましたが、

まさかの初戦敗退。

Nさんの夏が終わりました。


大会の次の日、応援のしすぎで声が出ない状態で

Nさんは塾に来てくれました。

AO入試に向けての最終打ち合わせです。



Nさんは子どもが大好きなので、

保育の道に進みます。

私も保育を志し、保育を学び、

わずかの期間ですがその道の現場を

経験したことがある者として、

できる限りのアドバイスをしました。



来年から2年間保育を学び、

3年後には社会人として自立する姿を想像すると

嬉しいような、寂しいような、

なんとも複雑な気持ちになります。


明るくて正直で、誰に対しても平等に接することの

できるNさん。

きっと、たくさんの子どもたちから好かれると思います。


〇〇園の人気者のN先生。

「〇〇才児の担任になったよ」

「卒園生を送り出したよ」


そんな報告をしに来てくれる日を、

首を長くして待っていたいと思います