こんばんは。

個別指導Palette    http://palette-juku.com/

塾長の佐藤真由美です。



雨の日が続きますね

先日見たニュースで、

「9月に入ってから、東京や神奈川は雨が降った日が20日もある。」

と出演者が言っていました。

今日が23日だから・・・

そうです。ほとんど毎日雨が降っているようです。

秋晴れは、いつやって来るのでしょうか




さて、先日、公立高校の入試分析セミナーに参加してきたので、

そこで得た情報をここで共有したいと思います。



①高校入試の特徴


神奈川県は、全国的に見ても公立志向が大変強い県です。

高校受験=公立高校受験

と考える中学生がとても多いです。


県内に私立高校や大学附属の高校もたくさんあり、

横浜市や川崎市などは都心部とのアクセスも良いのですが、

多くの中学生やその保護者様が公立高校を希望します。



平成25年度入試(現大学1年生)から、

神奈川の公立高校入試は大きく変化しました。

推薦入試のようなものがなくなり、

内申点と入試得点と面接を1000点満点で換算して合否判定する

1発勝負の入試となりました。


この1発勝負を回避する形で私立1本にする生徒も増えましたが、

それでもまだ、公立志向は強いと思います。



倍率や今年度(現高1)の入試結果については

教育委員会のホームページを参照にしてください。

倍率

http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p1002904.html


学力検査の結果

http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/life/457625_3341220_misc.pdf



理科の平均点が昨年、一昨年と30点台でしたが、

今年度は40点後半と10点近く上がったことや、

英語の平均点が昨年より9点近く下がり40点台となったことは、

受験生や塾業界の中では大きな話題となりました。

ちなみにこれらは、合格者平均点です。受験者ではなく。



それからもう1つ、神奈川の公立高校入試の大きな特徴があります。

それは、語数が多いということです。

問題文がとにかく長いのです。



ちなみに各教科並べてみると、

国語・・・15700語   (全国1位、2位の埼玉とは約3000語の差)

英語・・・5946語    (全国1位、2位の東京とは約2000語の差)

英単語数・・・3220語 (全国1位、2位の東京とは約280語の差)

理科・・・9700語    (全国2位、1位は大阪Bで11600語)

社会・・・11500語   (全国1位、2位の千葉とは1600語の差)



語数が多いと、

「パッと見て難しい問題だという先入観が芽生えてしまう」

「問題文を読んでいる途中で挫折してしまう」

などの現象が起こります。


時間配分を心がけや、速度重視の訓練などが必要になります。




②ここ3年間の傾向


4年前から入試改革が始まり、

ここ数年は各教科とも難化傾向にあります。

社会が初めに一気に難しくなり、

英語で英作文が出題されるようになり、

国語で資料分析の記述問題が出題されるようになり、

数学で全証明が出題されるようになり、

理科サービス問題がほとんどない、難易度の高い問題ばかりになり、

といった状況です。


5年前まではパターンがほぼ決まっていて、

過去問をみっちり解いておけば高得点が取れる問題でした。


ここ数年は、出題される分野や形式はあまり変わりませんが、

中身が大きく変わりました。

どの教科も時間や手間がかかる問題が多く、

途中でミスをしてしまう生徒が続出です。



また、知識だけでは得点できない問題も増えました。

「知識を活用し、表現する」

これが最近の入試の大きな特徴です。

そして、大学入試改革も見据えてこれからの入試や学校のテストなども、

知識を活用する問題が増えてくるでしょう。




③来年度入試より


神奈川の公立高校入試に大きな変更があります。

それは、記号問題が全てマークシート方式での解答ということです。

採点ミスの防止が大きな変更の要因です。


解答用紙をパッと見て、記号問題か記述問題かがすぐにわかるので、

見直しがしやすくなるというメリットはありそうです。

しかし、語数が多いために時間がかかり、

見直しまで手が回らないという生徒も多い中、

このメリットはそう大きな影響を与えそうにありません。


逆に、解答欄を1つ間違えるとすべてずれてしまうというデメリットもあります。

これは絶対に避けたいことなので、これを避けるための作戦会議を

計画中です。




④各教科の対策について

5教科、簡単に対策を共有したいと思います。

どの教科も、情報処理能力が必須です。


英語

・最低限の英文(特に会話表現)の組み立てができるようにすること。

・日常生活や学校生活に関する英文の出題ばかりなので、

それらに関する表現はおさえておくこと。


数学

・確率の問題に角度の知識を組み込むなど、分野横断型の出題が増えてくるため、

各分野の基本を完璧におさえておくこと。

・計算問題と小問集合で確実に得点できるよう訓練すること。


国語

・〇囲みや線引きなど、作業をしながら読み進めること。


理科

・知識ではなく、原理の理解を徹底すること。

例:ガスバーナーの空気調節ねじは手順の何番目か←知識
  
   ガスバーナーの空気調節ねじはなぜ〇〇番目か←原理


社会

・割合の計算をできるようにすること(資料分析で使うため)

・歴史の年号を覚えること(歴史はまだ知識重視の問題が多いため)



かなり簡潔にまとめてしまったので、

詳しい情報が必要な方は、個別指導Paletteまでご連絡くださいませ


すでにスタッフとはミーティングにて情報を共有しました

今後も素早く情報を収集して、

スタッフや皆さんとそれらを共有するよう心がけていきます