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塾長の佐藤真由美です。



今日は某高校の卒業公演(劇)を観に行ってきました。

誘ってくれたのはずっと通ってくれていた生徒さん。

いつもは好んで裏方の仕事をしているそうですが、

今日は最初で最後のキャストでの出演があるということで

とても楽しみにしていました。


公演開始直後から彼女の出番があり、

まず驚いたのは

「こんなに大きな声が出るんだ・・・」

ということでした。

塾ではクールな生徒さんでしたので、

あんなに張りのある声を聞いたのは初めてでした。

彼女と出会って8年になるのに・・・。



そしてあんなに機敏な動きができることにも驚きました。

別人を見ているようでしたが、

しぐさやシルエットがまさに彼女なので

見間違えることはあり得ません。

とても新鮮な気分になりました。



劇のテーマは、この時代をどう生きるかということでした。

彼女たちは世紀末に生まれた世代です。

(「世紀末」という言葉を久しぶりに聞きました。)


その頃の社会の様子から今日までの出来事、社会情勢を、

ときにエンターテイメントの要素を用いて、

ときに真剣な眼差しを通して、

それぞれのキャストが懸命に演じていました。



政治や経済の混乱、

大地震などの災害という大規模な問題から、

学校の中でのスクールカーストやいじめといった

身近な問題に目を向け、

自分たちへはもちろん、

大人たちにもたくさんのことを問いかけていました。



どんなことがあっても歩き続ける、

その歩き続けることの大変さ、

立ち止まってはいけないという強迫観念のようなもの、

それでも歩く、

どんな時代であっても歩く、

歩く、歩く、歩く、、、




誘ってくれた彼女の迫真の演技にうるっとしながら、

劇中はそれぞれのことを深く考えさせられました。

そしてエネルギーとか、可能性とか、

高校生たちからたくさんのものを感じました。



と同時に、彼女の成長を改めて感じました。

初めて出会ったとき、彼女は10歳。

あれから中学生になり高校受験を乗り越え、

晴れて入学した高校で最初の1週間はなかなか馴染めず、

初めて彼女がピンチを抱えていると感じました。

それでも1ヶ月もすればなんとかなり、

気づけば夏休みなどの長期休暇も

ずっと学校で何かしらの活動をしているほど

充実した高校生活を送っていました。



行きたい大学は早々に決まっていたので

進路相談というものはほとんどせず、

その大学に合格するために必要なことだけを伝えていきました。

そして晴れて大学にも合格し、来月から、

というか来週から大学生です。



今日公演の後、久しぶりに彼女と会って、

会った瞬間どちらからともなく

ぎゅーっと抱き合い、

そのときのあどけない笑顔は10歳の頃と変わらないけれど、

達成感がにじみ出ていてなんとも感慨深い瞬間でした。



誕生日が私と一日違いの彼女は、

私が「誕生日おめでとう」と言うと

彼女も「先生もおめでとう」と返してくれます。

それが8回。


9回目があるかどうかはわからないけれど、

この縁をこれからも大切にしたいな、

今後もこういう縁と出会えるといいな、

また一生懸命生徒さんたちと向き合おう、

そんなことを考えながら満開の桜の中を歩きました。

喜び、微笑ましさなどいろいろな感情を抑えきれず

顔は緩みっぱなしでしたが。



彼女の未来に、

彼女たちの未来に

たくさんの光が差しますように・・・!


齋藤先生桜