こんばんは。


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塾長の佐藤真由美です。


今日は季節外れの真夏日ですね

暑さ寒さも彼岸までと言われていたのに、

現代にはもはや当てはまらないのでしょうか



さて、今年も残すところあと3ヶ月弱。

受験シーズンの到来です

大学入試センター試験まであと100日となりました

大学受験生の皆さん、過去問に取り組んでいますよね??



センター試験ってよく聞くけれど、実はよくわからない・・・

という方のために少し説明します



一昔前の共通一次試験というものが今のセンター試験です。

もともとは国立大学を受験するために受ける試験で、

受験資格を定めるためのものでした。

(要するに足切りです)


今でも国立大学の一次試験ということに変わりはありませんが、

今は私立大学でも、センター試験の成績を利用して足切りをしたり、

それだけで合否を決めるたりすることができるようになりました。



国立大学を受験する受験生にとっては一次試験、

私立大学を受験する受験生にとってはチャンスが1度増える、

滑り止めを確保できる、そのような感覚です。



チャンスが1度増える例として


私立大学を受験する受験生がZ大学を第一志望としたとき、

受験スケジュールとしては

1月 Z大学のセンター試験利用入試に出願しセンター試験を受験

得点率によりこれで合格となる可能性もあります。

不合格だったら

2月初旬 Z大学のA入試に出願し一般入試を受験

A入試も不合格だったら

2月中旬 Z大学のB入試に出願し一般入試を受験



というように、Z大学に3度挑戦することが可能となります。



ちなみにA入試やB入試というのは大学ごとの一般入試の名前で、

大学ごとにそれぞれの日程で受験科目や科目数、募集人数が

決められています。

日程と受験料さえ許せば、複数の大学を複数回受験することができます。

科目数や募集人数によって同じ大学でも倍率が違ってくるので、

大学受験はスケジューリングもかなり重要になってきます。




また、滑り止めを確保しておくために

センター試験利用入試を受験することもあります。

これは、上位の大学を目指す受験生向けです。



センター試験の得点率が5割で合格を出す大学もあれば、

8割、9割という高得点が必要な大学(主にMARCH以上)もあります。

長い時間かけて受験勉強をしてきた受験生にとって、

滑り止めというのはお守りのようなものです。

本命に集中するためにも必要かもしれませんね。




センター試験は6割程度が教科書レベルです。

難関大学と言われるような私立大学の一般入試は

センター試験のレベルよりはるかに高いレベルの入試問題です。

一般入試に向けた赤本(それぞれの大学の過去問)対策が必須です。


ちなみに、一部の難関大学では数年前から

センター試験利用入試を廃止した大学もあります。

理由は、わかりやすく言うとセンター試験が簡単すぎるからです。




大学入試は今、本当に多様化しています。

筆記試験だけでもこれまで述べてきたように複雑です。

これに加えて指定校推薦、公募推薦、AO入試があります。

もっと詳しく知りたいという方はお気軽にお問い合わせください。

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現行の大学入試制度は、現中学3年生大学入試までです。

現中学2年生からは、新しい大学入試制度になります。

大きな改訂ポイントは「センター試験廃止」です。



機会を設けてまたご説明したいと思います